GMOドメインレジストリはこのほど、地域名TLD(地理的名称トップレベルドメイン)の「.tokyo」と「.nagoya」について、ドメイン名の管理団体であるICANNと管理運営事業者契約を締結したことを発表した。

地域名TLDは、いわゆる「新gTLD」のひとつで、地名や企業名、製品名、ブランド名などを登録できる。ICANNが2012年に実施した新gTLDの申請受付において、同社は東京都と名古屋市からそれぞれ支持を受けて「.tokyo」と「.nagoya」を申請し、2013年7月に管理運営事業者審査を通過している。

同社はその後、各ドメインの管理運営事業者契約締結への準備を進めていたが、このほど、両TLDの契約が締結された。契約締結日は「.tokyo」が2013年11月13日、「.nagoya」が2013年10月24日となっている。これにより、GMOドメインレジストリは正式に「.tokyo」と「.nagoya」の管理運営事業者になる。

同社は今後、早ければ2014年初頭までに両ドメインの運用における権限委譲を完了させ、2014年春先の運用開始を予定している。