IIJは18日、NKSJホールディングスとクラウドサービスによるシステム基盤の構築および先端サービスの創出を目的とした「共同事業に係る基本合意書」を締結したと発表した。
これまで、NKSJグループの損害保険ジャパンとIIJは、損保ジャパンのグループ会社における事業継続性の確保やセキュリティーレベルの標準化を目的に、社内システム共通基盤をクラウドサービスで構築する取り組みなどを進めていた。
今回、ビッグデータに代表される高速・大容量システムのビジネス利活用など急速な環境変化などをふまえ、これまでの両社の取り組みをNKSJグループに広げ、先端技術活用や次世代アーキテクチャ設計および基盤・クラウドの共同運営といった、新たなサービス事業に取り組むための具体的検討を開始する。
今後は、汎用化した基盤の外販やグローバルビジネス拡大を視野に共同事業を進めていく。