話題のソーシャルメディアキャンペーンをまとめてご紹介!
こんにちは、SMMLabの赤松です。
毎週お届けしている”話題のソーシャルメディアキャンペーン事例”。話題になったキャンペーンから、企画内容や「話題」となったポイント、マーケティングプランにソーシャルメディアをどう取り入れていくかを、ぜひご参考ください!
コカ・コーラ「ほっとジョージアボイス」キャンペーンを実施。お題に対して「ほっと一言」を投稿しよう!当選投稿を動画(Vine)で再現してくれる!
URS:http://www.georgia.jp/hot/twitter/
企業名:日本コカ・コーラ株式会社
利用メディア(ツール):Twitter、Vine
実施期間:2013年10月~
コカ・コーラは、「ほっとジョージアボイス」を実施しています。お題に対して、Twitterで「ほっと一言」を投稿してもらい、当選した投稿はVineで再現されるという企画。全24回のうち、現在のお題は、「思い出の海で寒がりな元カノからほっと一言withジョージア」。お題によって美女や上司役の男性が登場し、当選した投稿はVineの実写ムービーになり特設サイトでも公開されています。当選者には、ジョージアエメラルドマウンテンブレンド1ケースをプレゼント。言われてみたい理想の一言を投稿している人も多いでしょうから、再現されてドキドキしてしまう人もいそうです。6秒のループ動画で手軽に見られるVineのメリットをうまく利用した企画ですね。
伊藤園「第二十五回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」を実施。今年は、Facebookからも応募可能!入選作品2,000句を”お~いお茶”製品パッケージに掲載。
URS:https://www.facebook.com/itoen.shinhaiku/app_375801489218319
企業名:株式会社伊藤園
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2013年11月~
伊藤園は、25年間続いている「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」を今年も募集スタート、今回からFacebookページ経由の応募も可能となり話題です。第一回からの累計応募総数は約2,450万句に上り、日本最大規模の創作公募コンテスト。「文部科学大臣賞」賞金50万円、「大賞」賞金20万円などがプレゼントされるほか、入選作品2,000句を”お~いお茶”製品パッケージに掲載され、1人6句まで応募することが可能です。今日の一句として、毎日異なる受賞作品も紹介しています。国民的なコンテストもついにFacebookページを利用することで、手軽に参加でき、さらなる盛り上がりが期待できそうですね!
ANA、Facebookページのタイムラインで8月に実施した『機内食総選挙』の結果を12月よりメニュー化!2,300件を超える声から決定!
URS:http://www.ana.co.jp/pr/13_1012/13-114.html(決定プレスリリース)
http://on.fb.me/1hBVBi2(総選挙 洋食編)
http://on.fb.me/181mdmq(総選挙 和食編)
企業名:全日本空輸株式会社
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2013年8月~(既に終了、メニュー化)
ANAは、Facebookページのタイムラインで8月に実施した『機内食総選挙』の結果に基づき、人気メニューを12月からの国際線エコノミークラスの機内食として登場することを発表しました。今回初めて、候補メニューからの最終選定をファン参加型のSNSイベントとして実施。2,300件を超えるコメントが寄せられました。北米路線、ヨーロッパ路線の2013年12月の和食メニューに、和食1位『駿河湾産 釜揚げしらす御膳』を、2014年2月のメニューに洋食1位『コトコト煮込んだ赤ワインのハッシュドビーフ』を決定。ファンとの共創企画は参加意欲を刺激したり、その後のファンの深化につながりますね。
ぐるなび「歌っているのはだれでしょう?あてて忘年会100万円ぶんもらっちゃおう」キャンペーンを実施。謎のユニット”ボーネンズ”の男性がだれか答えよう!
URS:http://r.gnavi.co.jp/cam/bonenz/
企業名:株式会社ぐるなび
利用メディア(ツール):Twitter、Facebook
実施期間:2013年10月~
忘年会シーズンも間近ですね!ぐるなびは、「歌っているのはだれでしょう?あてて忘年会100万円ぶんもらっちゃおう」キャンペーンを実施しています。日本の忘年会を盛り上げるべく登場した謎のユニット”ボーネンズ”のうち、歌っている白いハットの男性が誰かを答えるというもの。「ぐるなびギフトカード100万円分相当」が当たるそう。動画はカラオケ仕様になっていて、右サイドに「日本の元祖ラッパー」「44193」などのヒントが出てきます。動画内でカーソルを動かすと、「誰?」という入力欄がカーソルに合わせて動き回る仕掛けがあり、入力すると、SNS連携を通して簡単に応募可能。自社サイトの忘年会特集への導線も貼り、忘年会シーズンを盛り上げる特設サイトに仕上げていますね。
タマホーム「私の秋フォトコンテスト」を実施。選考方法などの工夫が功を奏し、投稿写真は500超え!
URS:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/15596
企業名:タマホーム株式会社
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2013年10月~
タマホームは、「私の秋フォトコンテスト」を実施しています。芸術の秋、行楽の秋、食欲の秋などみなさんに訪れた秋の写真を募集。得票数上位100名から抽選で50名にQUOカード1,000円分を、さらに上位50名から3名に審査員特別賞として、シークレットプレゼントを進呈。季節に合わせたフォトコンテストは開催しやすく、ユーザーも参加しやすいのか、500を超える投稿が集まる人気ぶり!その要因は、100位以内に入っていれば、必ずしもランキングTOPじゃなくても当選する可能性があること(遅い参加でも不利にならないモチベーション)や、1日に1回投票できるのでページへのリピートにつながっていることなどでしょう。TOP3の得票数は、1,200以上と盛り上がっています。ハードルが高いフォトコンテストは、テーマ、インセンティブだけでなく、選考方法などにも一工夫があることで、参加しやすくなるかもしれませんね。
キリンビール ラガービール125周年記念!ラガーの思い出を送って125本のラガーを当てよう!
URS:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/16242
企業名:キリンビール株式会社
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2013年11月~
キリンラガービールのFacebookページでは、125周年記念企画として、ラガーの思い出を送って125本のラガーが当たるキャンペーンを実施しています。10名にラガービール350ml缶125本を、Wチャンスとして115名に2本をプレゼント。寄せられた「あなたとキリンラガーの思い出」コメントは、ラガーの公式Facebookページに掲載される可能性も!125年という長い歴史を祝うだけでなく、その中で応募者に自社商品の思い出を振り返ってもらうことで自分ゴトとして捉えてもらえ、ファンと一体となって節目を祝う企画として最適ですね!
熊本県のゆるキャラ”くまもん”の「赤いほっぺがなくなった!?」くまもとの”赤”を統一ブランドイメージとして発信!PR動画の再生は20万回超え!
URS:http://kumamoto-red.com/top/
団体名:熊本県
利用メディア(ツール):YouTube
実施期間:2013年11月~
熊本県のゆるキャラ”くまもん”の「赤いほっぺがなくなった!?」というニュースをご覧になった人も多いのでは。実は、「赤いけん!ウマいけん!くまもと」をコンセプトにしたPRの一つでした。熊本産のおいしいものを食べ過ぎて、くまもんの「ほっぺが落ちてしまった」ことが始まりというユニークな企画。YouTubeで公開された「くまもんのほっぺがなくなった!?THE MOVIE」は、10日ほどで20万回も再生されるほどの人気に。トマトにスイカ、イチゴ、馬刺し、マダイ、あかうになどのウマい”赤”やそれ以外にも「火の国くまもと」、J2ロアッソ熊本のチームカラーなどなど、「くまもとの赤」には魅力がいっぱい。これを統一ブランドイメージとして発信しています。動画には、多くの生産者や地域の人々が、赤いほっぺをつけて登場。人気のキャラクターをもとに県民一丸となった地域PRに成功している事例ですね。
検索・予約歯科ポータルの”歯科タウン”「歯科タウン☆Twitterキャンペーン」を実施。おもしろ回答で真っ黒なイーハくんを白くしよう!
URS:http://www.shika-town.com/campaign/201311/
企業名:検索・予約歯科ポータルの”歯科タウン”
利用メディア(ツール):Twitter
実施期間:2013年11月~
検索・予約歯科ポータルの”歯科タウン”は、「歯科タウン☆Twitterキャンペーン」を実施しています。歯みがきの、「歯がきれいになる」「口がスッキリする」以外のメリットを考えてつぶやくというもの。ツイート数に応じて、賞品の当選数が増え、1,180ツイートを超えると10名に、11,800ツイートを超えると20名にPanasonicドルツ・ジェットウォッシャーが当たります。特設サイトには、応募のつぶやきが空を舞ったり、おもしろ回答で真っ黒なキャラクター、イーハくんが白くなっていく仕掛けも!当選人数アップの条件が「イイ歯」に掛けた数字になっていたり、キャンペーン期間が11月8日(イイハ)~1月18日(イイハ)までなど、語呂合わせでメッセージを定着させる工夫も秀逸ですね。
エクスペディア 実施中の「航空券も最安値に挑戦! キャンペーン」に合わせ、Facebookで「最安値チェッカー」さんを募集。他社情報をユーザーからGET!
URS:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/15836
企業名:エクスペディアホールディングス株式会社
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2013年10月~(既に終了)
エクスペディアが自社サイトで実施している「航空券も最安値に挑戦! キャンペーン」。エクスペディアより値段の安い航空券があった場合、それを見つけた先着700名に5,000円クーポンをお返しするというものです(航空券も最安値に挑戦! キャンペーン)。これに合わせFacebookページでは、ユーザーから最安値チェックをサポートしてくれる「最安値チェッカー」さんを募集(こちらのキャンペーンは既に終了)。他サイトと比較し、エクスペディアよりも安い価格の航空券があるかなど、他社の情報をファンにチェックしてもらう企画でした。当選した方の投稿がエクスペディアよりも倍近い他社の旅行プランだったため、「エクスペディアが安い!」という認知にもつながったようです。ゲーム感覚で比較してもらうことで、他社情報を提供してもらうだけでなく、自社の安さを体感してもらうというPR企画になっていますね。
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