ヤフーは11月15日、ブレインパッドと合弁会社を設立する計画に、基本合意したことを発表した。設立は2014年1月の予定。

設立目的は、企業マーケティングにおいてビッグデータが活用され始めている一方で、分析する専門職の体制が追いつかないといった課題にあるとしている。

このような課題を解決するためにヤフーは、2004年に創業したデータ分析業務やデータ活用ソリューションを提供するブレインパッドと合弁会社を設立し、専門のデータサイエンティストによるコンサルティングサービスを提供する。

提供するコンサルティングサービスは、同日にヤフーが発表したプライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)の活用を主としており、広告クライアントのデータとYahoo! JAPANのデータをもとに、企業のマーケティング活動を支援するものとなる。