SAPジャパンは14日、アビームコンサルティングと、リース業界向けの業務・会計管理ソフトウェアである「SAP Leasing」をベースとした国内のリース・販売金融業界向けのソリューションにおいて協業すると発表した。同ソリューションは、同日からアビームコンサルティングより提供される。

SAPでは、SAP CRMの契約管理とSAP ERPの会計機能を連携・結合したソフトウェアである「SAP Leasing」を提供しており、同ソフトウェアは、IFRSなどのリース基準に準拠し、複数の会計基準に準拠した会計処理を同時に行うことが可能。

また、SAP ERP上にリース会計を処理する機能を標準で提供しているため、リース会計領域を短期間に安定して構築することができる。

今回の協業において、アビームコンサルティングは、「SAP Leasing」をベースにしたソリューションを提供する。

具体的には、アビームコンサルティングが保有する業務ノウハウとシステム導入経験、各種法規制に対する専門知識と、SAPジャパンが保有するグローバルでのベストプラクティス、技術情報を組み合わせ、「SAP Leasing」を日本企業向けに最適なソリューションにカスタマイズし、システムの導入からプロジェクト運営、保守までをワンストップで提供する。

また、アビームコンサルティングとSAPジャパンは営業情報を共有し、共同で販売・マーケティング活動を行うとしている。