ライムライト・ネットワークスは14日、デジタル・プレゼンス・プラットフォーム製品「Limelight Orchestrate V2.5」の販売開始すると発表した。
今回のバージョンアップで、キャッシングの機能拡張によるキャッシュヒット率の向上やエンドツーエンド機能実装によるダイナミック・コンテンツ・アクセラレーション、ウェブページのロード時間短縮やオブジェクト配信の効率的なルート検出によるリクエスト削減といったフロントエンド・アクセラレーションや、API経由でのアップロードによるファイルのプレイバックを可能とするZero-Time-to-Publish機能などが拡張される。
また、世界中に数千台のサーバを設置し、主要な大都市に高密度なネットワークを構築するとことでインフラを増強。サーバとアクセスネットワークをピアリングすることで、拠点間でのトラフィック転送を向上させている。
第三者機関が実施した最新のリアル・ユーザー測定(RUM)調査によると、同製品がウェブサイトのパフォーマンスを、最大で8倍向上させ、サイト訪問者の待ち時間を88%短縮させたことが実証されており、同社の動的Webコンテンツ配信の速度は、大手競合と比較して最大45%速くなったという結果が出ている。
価格は導入する地域によって異なるため、要問い合わせとなっている。