公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)は、文化庁の支援のもと、3DCGアニメーター育成に関する「教育者向けワークショップ」を開催する。開催日時は12月24日~25日、各日10:00~17:30。会場は東京都・新宿の専門学校HAL東京 総合校舎コクーンタワー。参加費は無料(定員20名)。

同ワークショップは、3DCGを活用したアニメーション制作が世界で主流になっている現状を受け、3DCGアニメーターの"演技力"を高めるために行われるもの。3DCGアニメーションの制作では、アニメーター自身が演技者になってキャラクターの動きの表現を考えることが必要となるため、自分自身で演技をして、それをビデオに撮ったり鏡に映したりしながら、3DCGキャラクターに演技付けをすることが求められるということだ。

講師はマイムアーティスト/コムトレーニング講師の荒木シゲル、アニメーション監督、CGディレクター、CGデザイナーの笹原和也など。受講対象は、アニメーション、ゲーム、映画などのコンテンツ制作の指導を行う立場にある大学、専門学校、高等学校、企業の教育指導者。2日間出席可能であることが参加条件となる。

なお、ワークショップ内では「パントマイム演習」、「制作現場でのパントマイム演習活用/手描きアニメ表現 (講義)」「3DCGキャラクターアニメーション(CG演習)」など、座学と身体表現を織り交ぜた内容が展開される。詳細や申し込み方法についてはCG-ARTS協会のWebページを参照してほしい。