デジタルハリウッド大学大学院は、イベント「第30回スターライトヨコハマイルミネーション」のオープニング制作として、同学の院生らによって構成されたメディアアートユニット「シンクロニズム」による作品「風の塔 1億の光」が公開されることを発表した。公開日は11月22日、23日。上映時間は17:30~22:30(毎時0分と30分より12分間上映)。
「風の塔 1億の光」は、著名建築家・伊藤豊雄が設計したシンボルタワー「風の塔」に対し、シンクロニズムが制作したプロジェクションマッピング映像を投影する作品。プロジェクションマッピングを行うことにより、横浜駅西口ロータリーに立っている「風の塔」を"「未来永劫への祈り」をテーマとした記念碑"として見せる演出が行われる。
また、同作品は今年で30周年を迎えるイベント「第30回スターライトヨコハマイルミネーション」のオープニングを飾る作品として制作された。この作品は当初10月に上映される予定だったが、台風による影響で延期となり、11月22日、23日に公開される運びとなった。
なお、「風の塔」は、1986年に横浜駅西口誕生30周年を記念して伊東豊雄氏が設計した、横浜駅西口のシンボルタワー。コンクリートの地下街吸気塔を「アートとして再生する」というプロジェクトにより設計された。「第30回スターライトヨコハマイルミネーション」は2014年2月14日まで、連日17:00~23:00にかけて横浜駅西口周辺をイルミネーションで彩る催しとなっている。