文化庁メディア芸術祭実行委員会は、「平成25年度[第17回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展」の開催を発表した。会期は2014年2月5日~2月16日、開場時間は10:00~18:00(金曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)。メイン会場は東京都・六本木の国立新美術館。入場無料。
「文化庁メディア芸術祭」は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰すると共に、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。今年度の同芸術祭には、前述の4部門に対して過去最多となる世界84カ国・地域から4,347作品が寄せられた。受賞作品展では、それらの中から選ばれた受賞・審査委員会推薦作品、功労賞受賞者の功績などを展示や上映に加え、トークイベント、パフォーマンス、ワークショップなど約40のプログラムを通じて紹介する。
また、メイン会場である国立新美術館を中心に、東京都・六本木エリアの主要施設でも関連プログラムが実施される。東京ミッドタウンでは、アート部門とエンターテインメント部門の受賞作品(映像・アニメーション)を視聴可能な「サテライト上映ルーム」を開設し、さまざまなトークイベントを開催。映画館「シネマート六本木」では、アート部門の映像作品、劇場アニメーションや短編アニメーション、ミュージックビデオなどの特別プログラムをスクリーン上映し、それにあわせて受賞作家や監督が出演するトークイベントも開催する。加えて、会期中の会場エントランスでは、マンガ部門の受賞作品、審査委員会推薦作品の全巻を自由に読むことができるマンガライブラリー(10:00~19:00/2月12日は閉場)を開設。イベントスペース「スーパー・デラックス」では、パフォーマンス作品の公演や受賞作家などによるトークイベントが実施されるということだ。
なお、各会場で実施されるプログラムについて、全て参加費は無料。開催スケジュールや詳細な内容、申し込み方法などについては2014年1月に発表予定となっている。