米Googleは11月13日、教育向けのアプリを集めた「Google Play for Education」を正式に発表した。アプリストア「Google Play」の拡張となり、学校など教育機関や学生をターゲットとしたストアとなる。
Google Playの中で教育向けコンテンツやアプリを集めたストアで、一括購入、アプリの一斉配信などが可能。主として米国のk-12(幼稚園から12年間の義務教育)をターゲットにしている。これにより、教育系コンテンツの開発者はk-12の教育に携わる教師に容易にリーチできるようになるとしている。
すでに生徒の行動改善のための「ClassDojo」、アニメーションや注釈を加えられるホワイトボートツール「Explain Everything」をはじめ「Nearpod」「Socrative」などのアプリが同チャネルを通じて公開されているという。
既存アプリの開発者は、Google Play Developer Consoleを利用してGoogle Play for Educationにリストされるようにマークできる。マークされたアプリは教師によるレビューを受け、承認されるとGoogle Play for Educationで公開されるというステップをとる。
アプリ内購入機能や広告については、禁止ではないが、教師や学生に安全な環境を提供するためアプリ内購入機能を持たないことが望ましいとしている。詳細は開発者向けの専用ページで説明している。