アシストは11月12日、インメモリBIツール「QlikView(開発/販売 クリックテック・ジャパン)」を利用して、Preferred Infrastructure(以下、PFI)が提供する日本初のクラウドベース機械学習分析サービス「Bazil」へ接続する「QlikView Connector for Bazil」を独自開発したと発表した。
今回、BIツール・ユーザへのさらなる付加価値を提供するため、アシストはPFIが提供する「Bazil」へ接続する「QlikView Connector for Bazil(βプログラム)」を独自に開発。Bazilは、人間が何か物事を決める時に現状知り得た様々な根拠を基に結果を推定するように、オンライン線形分類器の技術を使い、複数のデータから隠れた法則の発見や、予測要因の解釈を可視化する。
「QlikView Connector for Bazil」によりQlikViewとBazil を接続することで、現場をよく知るビジネスパーソンが一歩進んだビジネスデータ分析を行え、また、ビジネスデータ分析の専門知識のないユーザでもワンクリックで自動解析まで行えるような、一歩進んだBIである「BI+」を実現する。
「QlikView Connector for Bazil」は、「ビジネスデータ分析機能」「Twitter分析機能」の2つの機能を提供。
ビジネスデータ分析機能では、顧客の離反分析や与信調査、製品の品質改善など、複数の属性情報データの自動解析機能を提供。例えば離反した顧客と取り引きを継続している顧客の属性情報を「Bazil」が自動的にスコアリングし、どの属性が離反に最も結びついているか、どのユーザが最も離反しそうか、またそれらの判定がどの程度の確度なのかを分析する。
Twitter分析機能では、キーワードを入力すると、関連するツイートが「Bazil」に送信され、センチメント情報、年齢や性別といったツイートのみでは判別不可能な情報が「Bazil」上で推定され、結果が「QlikView」上で視覚化される。これにより、あるキーワードに対して、ポジティブなツイートをしているユーザはどの年代、性別が多いか、ネガティブなツイー トではどのようなキーワードがつぶやかれているのか、といったことを「QlikView」上で分析する。
同社では、2013年12月27日までの期間限定で、先着50名に「Bazil」および本コネクタ(βプログラム)を無償で提供する「QlikView Connector for Bazil βプログラム無償キャンペーン」を実施する。