NECビッグローブは、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)のグループウェア「Aipo」を「BIGLOBEクラウドホスティング」上にインストールし、11月12日より無料で提供すると発表した。
「Aipo」は、メンバーのスケジュール管理・共有、勤怠管理、安否確認、ファイル共有など、社内の情報共有に必要な機能をまとめて提供するグループウェアで、画面構成がシンプルでわかりやすく、直感的な操作で誰もが簡単に利用することができる。また、利用企業では、初期構築の手間が不要で、「BIGLOBEクラウドホスティング」の料金のみで月額9,450円(税込)から利用が可能。
スケジュール管理、勤怠管理、共有フォルダ、ToDoリスト、報告書送付に加え、タイムラインを提供し、これを活用することにより、活動状況や顧客の反応などをリアルタイムで共有・把握。また、基本機能に加え、十数のオプションからチャットルーム、安否確認といったニーズの高い機能を同社側が選定し、あらかじめインストールして提供。
また、スマートフォンからの利用にも対応し、同社クラウドホスティングでは、データセンター内で、利用企業ごとに独立したクラウドサーバに保存されるため、業務報告書や新製品などに関する重要情報の共有にも安心して利用可能。社内の販売管理システムや営業管理システムと連携させるといった拡張も可能で、目的に合わせた柔軟な利用ができる。
さらに、クラウドサーバにインストール済みで提供するため、最短10分でサーバを利用可能。独自に作成した初期設定ガイドを活用することで、初期設定・登録や権限の設定なども迷うことなく行える。
NECビッグローブでは、厳選したOSSを、サーバ上にインストールし無料で提供する「お役立ちパック」を展開、OSSの比較検討、初期構築、動作確認などの手間と費用を減らすことで、中小規模企業におけるクラウド活用を支援。第一弾としてアジャイル開発導入を支援する「開発お役立ちパック」を提供する。今回の無料提供は、「お役立ちパック」のラインアップ拡充とするもので、「オフィスワークお役立ちパック」として提供する。
なお、クラウドホスティングを最大3カ月無料で利用できる「イージー3プラン」を活用することで、サーバと「お役立ちパック」をあわせて無料で体験することができる。