デジタルハリウッドは11月27日より、イラスト全般の知識や画面に映える絵作りなどを学べる「イラストマスター講座」を、オンラインスクール「デジハリ・オンラインスクール」にて開講する。受講時間は3カ月(11月27日~2014年2月19日)、授業時間は約10時間。受講料は11万4,500円(先着100名限定:9万9,500円)。

同講座は、イラスト制作会社「MUGENUP(ムゲンアップ)」との合同企画として開講されるもの。デジタルハリウッド東京本校(専門スクール)で実施されていた「カードゲームイラストマスター講座」の基礎に重点を置いて再構成されたオンライン版で、イラスト全般の知識や画面に映える絵作りなど、プロのスキルを習得してイラスト作画を仕事にしたい人向けの内容となっている。

また、講師陣は「MUGENUP」のアートディレクター・脇恭介と、同社でアート・ディレクターとして活躍する現役イラストレーター・小山美穂が担当する。授業は、「Photoshop」と「CLIP STUDIO PAINT」、ペンタブレットを使用する実践的なもので、線画や配色、塗り、仕上げまで、イラスト制作過程を総合的に学びに学べる内容だ。

そのほか、講座終了後は「MUGENUP」にクリエイターとして登録することも可能となっているなど、プロのイラストレーターとして活躍する機会をバックアップする。その仕組みとしては、同社が受注した案件を全国の登録クリエイターに「キャラクターデザイン」、「線画」、「塗り」、「背景」と作業ごとにネット上で発注し、リレー方式で回して作品を仕上げ、クリエイターは担当した仕事量に応じて報酬が支払われるということだ。

なお、同講座の申し込み締め切り日は11月18日。受講には「Photoshop」、「ペンタブレット」、「CLIP STUDIO PAINT」といった各ソフトおよびツールが必要なので、所有していない場合は事前に準備する必要がある。