エフ・プラットは、デザイン・イラストを発注可能にするWebサービス「ファーストデザイン」において、プロの3DCGクリエイターや商品デザイナーに3Dプリンタ用データの制作を依頼できる新サービスを開始した。
同社は、低価格機種の発売などにより、個人利用においても注目されている3Dプリンタについて、普及の障壁が3Dデータ制作の困難さにあると指摘。簡単な造形はフリーソフトなどを使用して制作できる環境が整いつつあるが、3Dデータで思ったままに表現するには専門ソフトと高度な技術が必要となってくる。そこで、同社は「3Dプリンター用データの制作」カテゴリを新設し、プロの3DCGクリエイターや商品デザイナー、CADオペレーターなどに3Dプリンタ用のデータ制作をWeb経由で企業・個人問わず依頼できるサービスの提供を開始。データ制作の代金は、1点あたり2万円~10万円程度を想定している。
また、具体的なサービス利用方法は、同Webサイト内でイメージや予算に合ったクリエイターを探し、企画書やスケッチをクリエイターに提示して見積りを取得。Web上の会議室「プロジェクトルーム」でメッセージをやり取りしながら、データの制作を行い、完成したらクレジットカード/コンビニ払い/銀行振込のいずれかで代金を支払い、データを受け取ることで完了となる。