その日に起きた出来事にちなんで変わるGoogleのロゴ「Doodle」だが、今日11月8日はスイス・チューリッヒ出身の精神療法家で分析家のヘルマン・ロールシャッハの生誕日を祝うデザインになっている。
そのデザインとは、同氏が1921年に考案した、被験者にインクのシミを見せて何を想像するかを述べてもらい、その言語表現を分析することによって被験者の思考過程やその障害を推定する「ロールシャッハ・テスト」を表したもの。Doodle上で表示されるシミを切り替えることができ、またGoogle+/Facebook/Twitterでそのシミが何に見えたかをシェアできる。
このロールシャッハ・テストは、様々な解釈ができるような刺激、この場合はインクのシミに対して投影された人間の様々な傾向、解釈や感情を基礎としている。熟練した観察者は、被験者の深層にある人格的な性格の特徴や衝動を正確に読み取ることができるという。
なお、このDoodleにネットユーザーたちの反応は、「コアラです」、「恐竜!」などと盛り上がっている様子。皆さんには何に見えるだろうか。