AvePoint Japanは11月6日より、Microsoft Office 365の運用管理を実現する新しいSaaSクラウドプラットフォーム「DocAve Online サービス パック(SP)2」 の国内提供を開始すると発表した。
「DocAve Online」は、Office 365の環境やセキュリティの管理、コンテンツの再構築、同期、公開を可能にするなど、組織のビジネス要件に合ったクラウドコンピューティングの拡張を可能にするプラットフォーム。
最新版ではSharePoint Online、SkyDrive Pro、Exchange Online環境における最小単位のコンテンツ保護、フェールオーバー、全体的な監査レポートなどの機能が追加され、クラウドベースの資産に対してもオンプレミス環境内のソリューションと同じレベルの保護とコントロールを提供する。
新たに追加された機能は、「権限管理」「Microsoft SkyDrive Proコンテンツのバックアップ」「監査機能」「ストレージ サポート」等。
権限は、DocAve Online 管理センターインタフェースから、チームサイトやプロジェクトサイトへの一時的なアクセス権限をユーザーやグループに対して付与。アクセスを付与したユーザーが指定する日時で、権限は自動的失効するため、必要な期間のみのアクセスを実現できる。
また、強力な最小単位リストア機能を使用することで、破損したり誤って削除されたドキュメントやサイトでも迅速にリストア可能。対応するストレージ場所であればどこへでも SkyDrive Pro コンテンツの完全バックアップを実行できる。
さらに、エンタープライズクラスの監査機能により、DocAveレポート ポイントと同様の操作をDocAve Onlineでも実行可能。これにより、コンテンツだけでなくSharePoint Onlineテナント全体の設定やセキュリティに対して誰が削除したか、変更したかなどの情報を収集・表示。DocAve Onlineは現在、Windows Azure、Amazon S3、Box、SkyDrive Proなどのストレージプラットフォームに対応している。
尚、DocAve Onlineは、登録することにより、30日間の無償トライアルが可能。