バラクーダネットワークスジャパンは、「Barracuda Web Application Firewall」が富士キメラ総研の「2013ネットワークセキュリティビジネス調査総覧<上巻:市場編>」において、Webアプリケーションファイアウォール・マーケットシェアで6年連続でNo.1を獲得したことを発表した。

Webアプリケーションファイアウォール(WAF)は、2000年代後半からセキュリティ意識の高いユーザー企業を中心に導入が広がった。「SQLインジェクション」や「クロスサイトスクリプティング」などのWebアプリケーションの脆弱性を利用した外部からの攻撃や、最近では「パスワードリスト攻撃」の増加に伴い、Webアプリケーションの攻撃対策として、大手ECサイトや金融・公共機関などで導入が進んでいる。

昨今では、Webアプリケーションに関連した攻撃は複雑化・巧妙化し、標的型攻撃による情報漏えいの発覚も相次いだことから、ユーザのWAFに対する認知度が高まってきたことで、大企業のみならず、xSPやエンタープライズの中堅企業への需要も広がりつつあるという。

Barracuda WAFは、チューニング不要であるブラックリスト型のシステムを採用することで、最新シグネチャによって、クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションに対する防御対策が可能。バラクーダは、こうした特長によって容易かつ迅速に導入できるほか、低価格帯も評価されて、順調に導入が進んでいるとしている。