さくらインターネットは2013年11月7日、「さくらの専用サーバ」にのOSプランについて、サービスメニューの改定を実施した。さくらの専用サーバ全シリーズ共通のOSプランに、最新の「Windows Server 2012 R2」を新たに追加し、「2012・2012 R2」のOSオプションとして「Microsoft SQL Server 2012」の提供も合わせて開始した。
「Windows Server 2012 R2」はStandard/Datacenterの両エディションを、 「Microsoft SQL Server 2012」は、Web/Standard/Enterpriseの3つのエディションを提供する。
また、2013年6月から提供を行っているロードバランサーサービスについて、本サービス改定に合わせ、オンライン申し込みの受け付けを開始している。
なお、「Windows Server 2012」については、本改定をもって新規の申し込み受け付けを終了するとのことだ。
「Windows Server 2012 R2」のDatacenter Editionは、初期提供時に「Hyper-Vのセットアップ」「仮想マシンの設定」を行ったうえで提供されるため、利用開始後すぐに仮想化環境の構築・運用が可能である。OSにDatacenter Edition、SQLにEnterprise Editionを利用する場合は、ホスト・仮想マシンの両方でSQLのインストールを行ったうえで提供される。
「Windows Server 2012 R2」の料金は以下のとおり、すべて初期費用は無料、税込みの価格である。
- Standard Edition : 3,150円
- Standard Edition 2CPU用 : 6,300円
- Datacenter Edition : 1万500円
- Datacenter Edition 2CPU用 : 2万1,000円
「Microsoft SQL Server 2012」の料金は以下のとおり、すべて初期費用は2万1,000円、税込み価格である。ただし、この価格は1コアの価格であり、サーバモデルのコア数に応じて追加の月額料金が発生する。
- Web Edition : 630円
- Standard Edition : 1万500円
- Enterprise Edition : 3万6,750円