KDDIと韓国のイービーカードは11月6日、イービーカードが韓国で提供しているNFCを活用したプリペイド式電子マネー「Cashbee」を、2014年3月よりauスマートフォン向けに提供すると発表した。

Cashbeeは、NFC搭載のスマートフォンで利用でき、タッチするだけで簡単に買い物ができる。韓国内では、2007年7月より提供されており、ロッテグループのデパートやコンビニなど全国7万店舗に導入されている。2013年5月時点で、約500万人が利用している。

KDDIが提供するNFC搭載スマートフォンでCashbeeが利用できるようになることで、観光やビジネスで韓国を訪れるauユーザーが「おサイフケータイ」のように利便性の高い電子マネーを活用できる。

KDDIでは、これまでも訪日する韓国のユーザー向けにクーポンサービスを提供していたが、今後も日韓のサービス事業者連携を行うことで、NFCサービスの普及拡大を進めていきたいとしている。

韓国で利用できる主な店舗

利用方法