Smartglass OS : mirama |
ブリリアントサービスは11月5日、ブログ記事「New name "mirama"」において、これまでVIKINGという名称で呼ばれてきたプロジェクトを「mirama」という名称に変更したと伝えた。miramaは「見る(miru)」という日本語と、驚くという意味を表現する英語「amaze」を組み合わせた言葉で、「見ているものを強化する」というスマートグラスのコンセプトから来ていると説明がある。
miramaはFreeBSDベースで開発されているウェアラブルオペレーティングシステム。スマートグラスにおけるオペレーティングシステムとして開発されている。Objective-C(LLVM Clang)およびCocoaフレームワーク(GNUstep)を活用したアプリケーションの開発をサポートしており、現在は試作機が販売されている。
これまでヘッドマウントディスプレイはスマートフォンほどは広く普及してこなかった。しかし、プロセッサや関連チップのダウンサイジングが進んだことと消費電力の削減が進んだことで、眼鏡型のデバイスに計算機を搭載した、いわゆる「スマートグラス」と呼ばれるデバイスの実現が可能な状況になりつつある。スマートグラスの研究開発は世界中で取り組まれている。