博報堂はこのほど、40~60代のメディア利用に関する調査結果を発表した。同調査は40~60代の2700人を対象として2012年12月に実施された。
発表によると、40~60代が情報源として利用しているメディアは、「テレビ」が1位、「新聞」が2位、「メーカーのWebサイト」が3位となっている。
2005年に50歳以上~84歳を対象として実施された同様の調査では、「新聞」が1位、「テレビ」が2位、「クチコミ」が3位という結果が出ており、「新聞」と「テレビ」は順位が入れ替わったものの、現在も多くの人の情報源となっている。
2005年に3位だった「クチコミ」は、「メーカーのWebサイト」に変わり、40~60代でもPCをはじめとするデジタル機器の活用が進んでいることがわかる。
デジタル機器の利用率は、PCが97.7%、携帯電話が56.5%、スマートフォンが24.3%、タブレット端末が8.9%。スマートフォンとタブレット端末はこれから利用してみたいと考えている人が多く、今後利用率が伸びることが予想される。