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FreeBSDプロジェクトから次期メジャーリリースへ向けた最新ベータ版となる「FreeBSD 10.0-BETA3」が公開された。amd64版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版が提供されている。インストーラのイメージファイルはFTPサーバからダウンロードできる。
BETA3はもともと予定されていなかったベータ版。RC1へ向けたビルド中にいくつかの不具合が発見されたため、これら不具合に対処する目的でのリリースとなった。BETA2およびBETA3の主な変更点は次のとおり。
- ZFSにおいてフルディスク暗号化オプションを有効にした場合のブートループ起動のエントリをloader.conf(5)へ追加
- pkg(8)ブートストラップコードの追加
- pkg(8)ブートストラップにおけるシグネチャチェック機能を追加
- デフォルトのmtree(8)コマンドをNetBSD由来の新しいmtree(8)コマンドへ変更(従来のmtree(8)はfmtree(8)と名称を変更)
- 使われていないisf(4)ドライバの削除
- CLANG無効化に関するオプションをWITHOUT_CLANGおよびWITHOUT_CLANG_IS_CCの2つへ分離
- Altera Triple Speed Ethernet MegaCoreに対するデバイスドライバatse(4)を追加
- USBデバイスのパワーオフする段階で発生していたデッドロックを修正
- 長らく存在していたradixマスク計算に関する不具合を修正
- tap(4)およびvmnet(4)の組み合わせで発生していたパニックに関する不具合を修正
- Emulex OneConnect 10Gbネットワークアダプタoce(4)をバージョン10.0.664.0へアップデート
- BERI/CHERIにおける大規模TLBサポートの追加
- amd64 minidumpコードの修正
FreeBSD 10.0-BETA3がインストールされた仮想ディスクイメージもFTPサーバ経由で配布されている。仮想ディスクイメージは136MBだが、圧縮状態から復元すると20GBのスパースファイルへ展開される。ブートパーティションが512KB、スワップが1GB、17GBがファイルシステムといったパーティショニングになっている。
freebsd-update(8)経由でアップデートを実施する場合、アップデートを実施する前に「FreeBSD-EN-13:04.freebsd-update」に掲載されている作業を実施しておく必要がある。