富士通は6日、ビッグデータ時代に対応するディスクストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS DX」の新モデルとストレージ基盤ソフトウェア「FUJITSU Storage ETERNUS SF」シリーズを同日より販売開始すると発表した。国内だけでなく、世界各国で同時に販売を行う。
同ディスクストレージは「ETERNUS DX100 S3/DX200 S3/DX500 S3/DX600 S3」の4種。マルチコア、マルチスレッド対応の高性能プロセッサを採用し、キャッシュメモリ容量を従来機比最大4倍に拡張した。また、最新のSAS3.0ドライブインタフェースや16Gbit/sファイバーチャネル接続の対応で、ランダムアクセス性能を従来機比最大で約5倍に向上し、新業務や処理量増加といったニーズに対応する。
また、ストレージ基盤ソフトウェア「ETERNUS SF」3モデルを拡充。SAN/NAS共通のセットアップおよび性能/障害を管理する「ETERNUS SF Storage Cruiser 16」、高速コピーによるバックアップやレプリケーションを管理する「ETERNUS SF Advanced Copy Manager 16」、エントリー向け導入運用管理ソフト「ETERNUS SF Express 16」といった3ラインナップを新たに提供開始する。
価格は、「ETERNUS DX100 S3」は196万円(税別)から。「ETERNUS DX600 S3」は1,155万7千円(税別)からで、出荷開始時期は、いずれの製品も12月16日出荷開始予定。
ETERNUS SFの価格は、「ETERNUS SF Storage Cruiser 16」が41万円(税別)から。「ETERNUS SF Advanced Copy Manager 16」が51万円(税別)から。「ETERNUS SF Express 16」が16万円(税別)から。出荷開始時期は、いずれの製品も12月16日出荷開始予定。