adingoは11月5日、同社の提供するSSP「Fluct」において、RTBを活用した広告配信を拡大する目的で、DSP「Brandscreen」を提供するBrandscreen Holdingsと提携したことを発表した。
SSP(Supply Side Platform)は、広告枠販売や広告収益の向上を支援するオンライン広告プラットフォームで、DSP(Demand-Side Platform)は広告主側を支援するプラットフォーム。RTBは、広告の1インプレッション(1回の表示)ごとにオークション方式でリアルタイムに広告を選択するシステムで、Fluctでは、2011年10月よりRTBを活用した広告配信を行っている。
Fluctは、複数のアドネットワークやDSPなどの中から最も収益性の高い広告を配信することで、提携メディアの広告収益や広告効果の向上を支援するサービスで、現在、30社以上のアドネットワークと連携しており、4000以上のメディアに導入されている。
Brandscreenはシンガポールに本社を持つ企業で、独自アルゴリズムでキャンペーン管理を行えるDSP「Brandscreen」を世界各国で提供している。
このほどのBrandscreen Holdingsとの提携により、FluctではRTBを活用した広告配信が拡大され、提携メディアは、より最適化された広告配信ができるようになる。