オートデスクは5日、オリジナルの"ものづくりプロジェクト"をユーザー同士で共有できるコミュニティプラットフォーム「Instructables(インストラクタブルズ)」の日本語サイトを公開した。
Instructablesは、ものづくりのアイデアを楽しみながら学べるハウツーサイトとして認知度を高めている、世界最大級のDIYコミュニティプラットフォーム。米・マサチューセッツ工科大学メディアラボ内のプロジェクトを支援する文書システムとして2005年に開発、翌2006年から事業としてスタートしたもので、今回の日本語サイト公開により、英語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、日本語、中国語の6言語で利用可能となった。
ものづくりに必要な材料と作り方を文章・写真・動画などで投稿するだけで、プロセスがわかりやすい説明書の体裁となって公開されるのが特徴で、ユーザーは新しいプロジェクトを投稿できるだけでなく、興味があるトピックを探して改造したり、修理のアイデアを出したりすることも可能。昨今の「Makerムーブメント」に倣い、個人がアイデアを出して他のユーザーと共有したり、異なるアイデアを出し合って改良していくという流れが生まれるように考えられているという。
プロジェクトのカテゴリには、「テクノロジ」「工芸」「生活」「食べ物」「遊び」「屋外」の6項目を用意する。なお、プロジェクトの投稿には、専用のスマートフォンアプリ(iOS版、Android版)が必要となる。アプリはいずれも無料でダウンロード可能。