Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2013年10月のデスクトップブラウザシェアが発表された。10月はChromeがシェアを落とし、IE、Firefox、Safariがシェアを増やした。Chromeはこの1年間シェアを減らし続けている。6月から8月にかけて一旦シェアの回復を見せたが、その後再び下落傾向へ戻った。この1年間で2.62%のシェアを失ったことになる。

逆にIEはこの1年で大きくシェアを伸ばした。合計で3.45%もシェアを増やした計算になる。それぞれのブラウザがデザインの刷新を進めた結果、どのブラウザもシンプルなUIで見た目上の違いがわからなくなりつつある。IEはWebの標準規約への準拠を進め、マルウェアプロテクションやフィッシング詐欺防止機能も高い評価を得ている。

2013年10月ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年10月ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2013年10月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年10月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE 58.22% 微増
2 Firefox 18.70%
3 Chrome 15.42%
4 Safari 5.54%
5 Opera 1.42%
順位 短周期一括型バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE8 21.76% 44ヶ月連続1位
2 IE10 18.94% IE11への移行がはじまったものとみられる
3 Firefox4+ 18.29%
4 Chrome+ 15.42%
5 IE9 9.49%
6 Safari+ 5.84% 7位から6位へ
7 IE6 4.93% 上昇へ転じる。6位から7位へ
8 IE11 1.49%
9 Opera+ 1.42%
10 IE7 1.31% 8位から10位へ

バージョン別に見るとIE8が44ヶ月連続でシェア1位を維持。現在もシェアは増える傾向にある。IE10はこれまでシェアを増やしてきたが10月は下落へ転じた。これはIE11への移行がはじまったためではないかと見られる。一端は下落傾向をみせたIE6は足踏み状態にあり、今月は逆にシェアを増やしている。