ウイングアークは10月30日、Webブラウザで帳票設計が行える、帳票設計ツール「SVF Web Designer」の販売を開始すると発表した。価格は98万円(税別)から。

帳票設計ツール「SVF Web Designer」イメージ

本製品は、Webブラウザ上で帳票設計からメンテナンスまでを行えるWeb版の帳票設計ツールで、帳票開発ツールの「SVFX-Designer」による開発環境を補完し、分散開発と現場での容易なメンテナンスを可能にする。

サーバにインストールした同製品にアクセスし、Webブラウザ上で帳票開発を行え、クライアントにソフトウェアやプラグインなどをインストールすることなく、様々な場所から帳票作成やメンテナンスを行うことができ、79種類のテンプレートを利用して、新規に帳票作成を行うことができる。また、ユーザー独自で作成したテンプレートを保存することも可能。帳票デザイン部品の共通化と再利用により工数を削減する。

「SVF Web Designer」Webブラウザー上で帳票設計が可能

「SVF Web Designer」では、プロジェクト単位で帳票を一括管理。各帳票プロジェクトは、様々なメンバーの開発への参加やエンドユーザーがメンテナンスを行うことを前提に、分散開発のための環境やアクセス権限の設定、各プロジェクトの保存履歴管理を行える。

さらに、開発用PCのロケールに依存することなく、多言語の帳票設計が可能となっており、日本語、英語のほか、簡体字、繁体字、韓国語、タイ語、チェコ語、フランス語の8カ国語に対応。開発画面のインタフェースは、日本語、英語、中国語(簡体字)から選択でき、海外の工場や拠点で利用する帳票の作成が可能。

「SVF Web Designer」UIロケール変更