丸紅アクセスソリューションズは10月29日、クラウド型 スマートデバイスマネージメントシステム(MDMサービス)「VECTANTセキュアデバイスマネージメント」(VECTANT SDM)の新サービスとして、法人向けマーケットプレイス「VECTANTマーケット」にスマートデバイスに対応した法人向けアプリの公開・販売が可能なサービス「VECTANT SDM APポータルサービス」の提供を、11月1日より開始すると発表した。
同サービスの主な特徴として、各種パラメータ(認証情報、サーバ情報、設定情報など)をXMLファイルでアプリと同時に一括配布可能で、MDMの認証を活用しアプリ起動時には認証を必要としないSSO(シングルサインオン)機能も実装できる。
また、スタンドアロンで動作するアプリに対し、制御用途のXMLファイルを配布することによりMDMで統合管理できるほか、アプリをクリックすると自動的にデータセンターや企業のイントラへVPN接続できる「オンディマンドVPN」機能が利用可能となっている。
「VECTANT SDM APポータルサービス」は、丸紅アクセスソリューションズと「パートナー」契約を締結することで、同サービスを利用することができる。契約者は、専用システム「ベンダーコンソール」を利用し、自社製アプリを「VECTANTマーケット」に登録でき、また、公開されたアプリは、同社専用WEBサイトおよびメールにて、VECTANT SDM代理店、および利用者(エンドユーザー)に告知されアプリの販売を行うことが可能となる。
対象アプリはAndroid搭載端末向けアプリ、システム利用料はアプリの販売実績に応じ、アプリ定価の概ね10%を目安にシステム利用料が発生する。
なお、サービス開始キャンペーンとして、キャンペーン期間の2013年11月1日から2014年10月30日は、システム利用料が無償提供される。