カブクは10月30日、3Dプリント用のモデルを作成できるアプリ「ボクスケ」の開発および同製品で利用している3Dデータ作成のAPIをrinkakが提供する「rinkak 3D Print Cloud API」に追加したと発表した。
ボクスケは、3Dプリンタで出力できる3Dモデルの作成と3Dデータへの変換の両方に対応したアプリで、iPadとAndroidを搭載したタブレット端末向けに配布される。
主な特徴として、画面上のキャンバスに指でなぞって3Dモデルの基となるイラストを描くと、イラストが自動的に3Dデータに変換されるようになっており、子どもでもお絵かき感覚で3Dモデルを作成できるという。
また、3Dモデル作成用のAPIを「rinkak 3D Print Cloud API」に追加したことで、出力用のソフトがなくてもクラウド経由で3Dモデルのデータを3Dプリンタに転送して直接出力することが可能となる。
なお、11月3日と4日に都内で開催される展示会「Maker Faire Tokyo 2013」で同製品を実際に体験できるブースを出展する予定。