東芝は、エンタープライズ向けSSDのラインアップに、1日あたりドライブ容量の30倍のデータ書き換えが可能な高耐久性モデルの製品「PX02SS」シリーズを追加し、11月1日から量産を開始すると発表した。

「PX02SS」シリーズ 外観

新シリーズは、連続稼働可能な最大800GBの容量を持つエンタープライズSSDで、従来の同社エンタープライズSSDである「PX02SM」シリーズと比較し、ランダムリード性能が120kIOPSから130kIOPSに向上。

また、1日あたりのデータ書き換え容量の上限(DWPD)をドライブ容量の10倍から30倍に増加、耐久性にも優れた製品となっている。

新シリーズは、「PX02SM」シリーズと平行販売され、サーバー、ストレージシステム、データセンター向けの用途で、顧客のさまざまな要望に応えていく。

「PX02SS」シリーズ 概要