キヤノンは、新人写真家の登竜門として知られる公募展「写真新世紀 東京展 2013」を開催する。開催期間は11月17日まで(10月28日、11月5日、11日は休館)、開場時間は10:00~18:00(木金は20:00まで)。会場は恵比寿の東京都写真美術館。入場無料。

安藤すみれ「ESCAPE」(椹木野衣選 優秀賞)

海老原祥子「記念写真」(清水穣選 優秀賞)

鈴木育郎「鳶・CONSTREQUIEM」(大森克己選 優秀賞)

同展は、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の、2013年度(第36回公募)優秀賞および佳作受賞者の受賞作品を展示するほか、2012年度にグランプリを受賞した原田要介の新作個展「見るになる」も同時開催する。今回は、1,114名の応募者の中から優秀賞5名と佳作19名が選出されている。

また、11月8日にはグランプリ選出のための公開審査会が開かれ(参加には要事前申込み)、大森克己(写真家)、佐内正史(写真家)、椹木野衣(美術批評家)、清水穣(写真評論家)、ヒロミックス(写真家)が審査にあたる。

なお、「写真新世紀」はキヤノンが1991年にスタートした文化支援プロジェクト。銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しており、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として知られている。