NECネッツエスアイは10月28日、ビデオ、音声およびテキストチャット、ファイル転送を同時かつシームレスに利用できるコミュニケーションプラットフォーム「LookieTalkie」(開発:イニシャル・ティー)の国内での販売を開始すると発表した。
LookieTalkieは、音声チャットからテキストチャット、テキストチャットからビデオチャットなど、途切れることなくスムーズに接続でき、1対1のみならず1対多数のコミュニケーションも可能で、これらの活用により新たなサービスや業務改善等が提供可能となる。価格は、190万円から(参考価格:200ユーザ対応プラットフォームライセンス)。
同社では、本プラットフォームを活用した汎用のアプリケーションパッケージとして、「リアルタイムコミュニケーション Finger Eye」「スマホIPトランシーバー Air PTT(Push To Talk)」を準備している。
リアルタイムコミュニケーション(Finger Eye)は、ビデオ・音声・テキストチャット・ファイル転送を1対1、1対Nで行え、CCTV(建物・施設内の有線のテレビで、防犯カメラのモニターなどとして用いられる)によるビデオ送信や、遠隔地に設置したカメラによる映像をスマート端末にライブストリーミングすることなどが可能。
IPトランシーバ(Air PTT)は、トランシーバー同様に、複数同士の音声会話のほか、テキストチャットや発信元の位置情報表示が可能で従来のトランシーバーにあった利用者同士の距離の制限がないため、オフィス・現場間や現場同士が離れている場面でも問題なく利用で可能。
また、RoIP(Radio over IP)ゲートウェイ装置を設置することにより従来のアナログトランシーバーと連動しての利用もできる。
さらに、ハンズフリーPTT機能はBluetoothとハンドセットを利用することにより、現場作業などで両手を自由に使用でき、より利便性が向上。テキストチャット機は同一チャンネルに接続したユーザ同士で最大数千人とメッセージのやりとりも可能。その他、生徒のスマートフォンを活用してインタラクティブな英会話学習ツールとしてなど、顧客のニーズによりさまざまな場面での活用が可能となる。