航空機内向けインターネット接続およびエンターテインメント・サービスを提供している米Gogoは10月28日(現地時間)、日本航空(JAL)とサービス契約を結んだことを発表した。2014年夏に、Gogoの衛星ベースのインターネット接続サービスをJALの国内線で利用できるようになるという。

Gogoは、地上からネットワークを構築する「ATG (Air to Ground)」方式を採用して米国でサービスを開始し、衛星ベースのシステムを加えて2011年からサービスの拡張を進めている。すでにアメリカン航空、エア・カナダ、エアトラン航空、デルタ航空、フロンティア航空、ユナイテッド航空、USエアウェイズ、ヴァージン・アメリカなどに採用されており、同社のサービスを利用できる商業機は2000機を超える。

機内においてGogoのサービスにはパソコンやタブレット、スマートフォンなどWi-Fi対応デバイスを使って接続する。現時点でGogoが販売しているGogoパスは、1年間有効で使用開始から同じ航空会社で24時間使い続けられるオールデーパスが14ドル、Gogoをサポートする航空機で1カ月間無制限で使用できるGogoアンリミテッドが49.95ドルとなっている。