NTTアイティは11月1日から、ソーシャルメディアリスニングサービス「評Ban」の最新バージョンの提供を開始すると発表した。

「評Ban」はソーシャルメディア上の評判情報をリアルタイムで収集して、その解析結果をメールで通知するクラウド型サービスで、風評被害の防止に活用されている。近年、Twitterなどに投稿した発言や画像をきっかけに、炎上騒ぎに発展するケースが目立つが、そのような事態になることを防ぐサービスとしても期待されている。

最新版となるVer.3.1では、ソーシャルメディアからの情報収集の際に、不必要な情報を除去する機能が強化される。ソーシャルメディアに集まる情報の多くは問題把握に不要なノイズ情報であり、これらを除去することで、必要な情報をより高い精度で収集できる。

また、Twitterでの拡散状況を把握する機能も実装され、特定の投稿について、その後の動向が簡単に把握できるようになるという。

このほか、最新版ではブログサイトが情報収集対象に加わり、より多くのメディアからの情報を集められるようになる。

同サービスは複数のプランが用意されており、月額1万5500円から利用可能。初期費用は全サービス共通で2万円となっている。

評Banのプランと利用料金