リコーは10月25日、一度シャッターを切るだけで、全天球イメージを撮影することができる画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」を11月8日より発売すると発表した。
リコー独自開発の超小型二眼屈曲光学系を採用することで、上下左右、360°の撮影が可能になったという。また、気軽にどんな場所へも持ち運べるよう、小型・軽量なボディを実現した。
撮影した画像はWi-Fiを利用してスマートフォンに転送できる。専用の無償アプリで全天球画像を楽しめるほか、専用Webサイト「theta360.com」にアップロードする機能も用意されている。アップロードする際には、FacebookやTwitter、TumblrなどのSNSと、マイクロソフトが提供するパノラマ写真の閲覧サービス「Photosynth」に共有も可能となっている。
発売時はiOS向けアプリのみ提供予定となっており、対応端末はiPhone 4S / 5 / 5s / 5cで、iOS 6以上の環境が必要。Android向けアプリについては、年内に提供予定。
本体のほかに、ケースと充電用USBケーブルが付属する。価格はオープンとなっているが、同社オンラインサイトでは4万4800円と案内されている。
RICOH THETA取材レポート