内田洋行は、グループウェア「Microsoft Exchange」「サイボウズ ガルーン」「Google Apps for Business」と連携可能なクラウド型会議室予約運用サービス「SmartRooms」を開発し、10月23日より販売を開始した。

「SmartRooms」は、会議室前に設置するタブレット(Android)の部屋前端末とグループウェアとの情報を無線ネットワークで結合し、内田洋行がクラウドで収集された利用状況ログをデータ化して提供する、会議室予約運用サービス。

会議室の利用状況ログをクラウドで収集し、分析したレポーティングサービスを提供するほか、グループウェアがオンプレミス型、クラウド型、どちらの場合にも利用できる。

「SmartRooms」

具体的には、利用者が会議を設定する際に、グループウェアのスケジュール管理機能から会議参加者への案内を行ってスケジュール化を進めると同時に、会議室の予約を行える。また、会議開始時に部屋前端末画面で「利用開始」をタッチすることで、会議室が使用中となり、タッチされない場合は、自動キャンセル機能により予定が自動的にリリースされる。

同様に退室時に「利用終了」のタッチをすることで予約時間を満たさずとも、他の人の予約が可能となるほか、時間の延長も行える。これらはすべてグループウェアのスケジュール表や会議室予約情報に自動的に反映されるという。

価格は、20部屋で会議室前に設置するAndroidタブレット端末込みの場合、導入費用が160万円(税別)、保守費用が12万円/月(税別)。