京セラドキュメントソリューションズと京セラドキュメントソリューションズジャパンは10月22日、A3対応モノクロ複合機「TASKalfa 3510iシリーズ」2モデルと、A3対応カラー複合機「TASKalfa 2551ci」を11月下旬に発売すると発表した。
印刷速度は、TASKalfa 3510iでA4が毎分35枚、3010iでA4が毎分30枚となっている。価格は、TASKalfa 3510iが109万2000円(税別)、3010iが87万円(同)。2551ciの印刷速度は、モノクロ/カラー共に毎分25枚で、価格は117万2000円(同)。
これら3機種は、独自のソリューションプラットフォーム「HyPAS」を搭載しており、スマートフォンやタブレット端末と連携でき、スキャンデータをクラウドサーバーへ直接保存したり、保存したデータを出力したりすることが可能だ。
また、電力消費を抑えるために、必要な機能のみ通電するスポット通電機能を新たに搭載された。さらに、省エネコントローラの搭載によって待機時の消費電力を大幅に削減。全機種でTEC値が従来機から50%以上低減したという。
無償アプリの「KYOCERA Mobile Print」は、オフィス内のWi-Fi環境を通じて、スマートフォンやタブレット端末からプリンターと複合機への印刷データ送信、さらに複合機からのスキャンデータの保存をPCを介さずに利用できる。
オプションの「TALK F-Transporter」は、iPadからオフィスの複合機を経由してFAX送信が可能なシステム。iPadだけで、送付状の作成や、送信履歴の管理まで行うことができる。ほかに「FAXお預かりサービス」にも対応。複合機が受信したFAXを専用のサーバーに自動で転送してくれる。
別のオプションである「TEACHING ASSISTANT」は、複合機のタッチパネル操作のみでマークシート方式のテストの回答用紙作成から採点、さらに成績のレポート作成までが可能となる。学校や学習塾、企業の研修などで、テストにかかる作業を大きく軽減し業務効率を改善するという。