リビジェンは10月22日、同社の実施したクラウドファンディングに関する調査結果を発表した。同調査は2013年10月22日に10代~30代を対象として行われ、500人から有効回答を得ている。
クラウドファンディングは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた言葉で、インターネットを通じて多くの人から寄付や募金を集める行為を指す。新しい資金調達手段としてネットユーザーを中心に注目を集めており、防災や地域新興、映画など、さまざまな分野で活用されている。
発表によると、「クラウドファンディング」という言葉を知っていたかどうかを尋ねた質問では、13.2%が「知っている」、86.8%が「知らない」と回答している。
また、最近1年間に街頭で募金をしたことがある人は全体の41%いるが、これまでにインターネットを通じて募金・寄付をした経験がある人は全体の9.8%に留まった。一般に対するクラウドファンディングの認知率はまだ低く、インターネットを通じて寄付をするという行為もまだ浸透していないことがうかがえる。