アドビ システムズは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用している10代~40代までの男女824名を対象に、SNSにおける「プロフィール画像」に関する意識調査を実施。その結果を公式ブログ「Adobe Japan Corporate Communications Blog」にて公開した。
SNSのプロフィール画像に「自分の写真」を使用しているかをたずねたところ、「はい」と回答したのは全体の50.9%。世代別で見ると最も高いのは20代で63.6%、次いで30代で53.4%、10代と40代はわずか43.2%となり、20代と比較すると20.4%もの差があることがわかった。また、男女・世代別で見てみると、20代女性が68.9%という高い割合だったのに対し、40代女性はわずか38.8%で、20代女性とは30.1%もの差があった。男性は、20代(58.3%)・30代(56.3%)と自身の写真の使用率が高かったのに対して10代が31.1%と低く、女性とは逆に、最も若い世代があまりプロフィールに自分の写真を使っていないという結果になった。
次に、プロフィールに使う写真を編集・加工している割合は、全体の32.2%。男女別では男性25.1%に対し、女性は38.6%という結果に。中でも10代の女性の割合が最も高く47.4%で、女性が行っている具体的な編集・加工は、「美白・美肌」や「色彩・明るさ調整」など、自身を綺麗に見せるためのものが多い傾向となった。そのほか、利用しているSNSによってプロフィール画像を変えているかをたずねたところ、全体の58.7%が「すべてのSNSで違うプロフィール画像にしている」と回答。それぞれのSNSで最も多く使用されているプロフィール画像を見てみると、男女ともにTwitterでは「好きなキャラクター(アニメや漫画など)」で、FacebookとLINEでは「自分の写真」という結果になった。使い分けている理由としては、「SNSごとに用途や友人が異なる」というものが最も多かった。
なお、このデータの調査時期は10月9日~10月16日、調査方法はインターネットリサーチ、調査地域は1都6県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)。インターネットでSNSの更新・閲覧をし、Twitter/Facebook/LINEに登録している15~49歳の男女824人を対象に実施した。