The Linux Foundation is a non-profit consortium dedicated to fostering the growth of Linux.

Linuxファウンデーションは10月21日(協定世界時)、オープンソースソフトウェアとして提供されているクラウド関連ソフトウェアについてまとめた報告書「Understanding the Open Cloud: Open Cloud Projects Profiled」を公開した。ユーザや開発者にこれらソフトウェアに関する知見を深めてもらう狙いがある。

報告書で取り上げられているソフトウェアはKVM、Xen、Apache CloudStack、Eucalyptus、OpenNebula、OpenStack、Cloud Foundry、Docker.io、OpenShift、Chef、Puppet、Salt、Vagrant、Juju、oVirt、Ceph、Gluster、Riak CSなど。クラウド関連のソフトウェアの中でも特に人気度の高いものが掲載されている。

クラウドプラットフォームを構築するためのソフトウェアは多岐に渡る。ベースとなるオペレーティングシステムとハイパーバイザ、データ保持の基幹となるストレージシステム、IaaSやPaaSを実現するためのクラウドスタック、それらシステムを管理するためのマネージメントソフトウェアやモニタリングソフトウェアなどを組み合わせてシステムが構築される。どのソフトウェアを選択してどのように組み合わせるか、それらをいかに管理するかがクラウドプラットフォームの構築と運用において重要になる。