IDC Japanは10月21日、国内クライアントPC市場におけるOS別のPCの稼働台数の予測を発表した。

発表によると、2013年6月末での法人PCの稼働台数は3545万台で、このうちの30.5%にあたる1080万台がWindows XPを搭載している。2012年12月末の時点では、Windows XP搭載PCは1419万台で、この半年で339万台減少しており、マイクロソフトによるWindows XPサポート終了の告知が浸透し、OSの買い替えが進んでいることがうかがえる。

国内クライントPC法人市場におけるOS別稼働台数の予測

しかし同社は、このまま買い替えが進んだとしても、Windows XPサポート終了後の2014年6月末の時点で、法人稼働台数の約10%にあたる371万台がWindows XP搭載PCとして残ると予測している。

また同社は、Windows XPからの買い替えはWindows 7が中心となるが、Windows 8も徐々にシェアを伸ばし、2017年には法人PCの5割を超えると予測。2017年12月末には法人PCの稼働台数3712万台のうち、65.0%がWindows 8を搭載したPCになると発表している。