KDDIは、中国上海において2サイト目となるTELEHOUSEデータセンター「TELEHOUSE SHANGHAI Jinqiao(金橋)」を新設し、11月1日よりサービスの提供を開始することを発表した。
TELEHOUSEは同社が展開するデータセンター事業のブランドで、最新の設備管理システム(電源、空調、セキュリティ、火災検知/消化)を採用し、専属スタッフが24時間365日常駐して設備の安定稼動を実現、顧客に安心して機器を設置できる環境を実現している。
今回は、上海市内の浦東新区金橋エリア内に位置し、中国における最高レベルの99.999%の電力供給を保証するほか、TELEHOUSEとしては初となるX線検査機、顔照合システムといった最新のセキュリティシステムを導入している。
KDDIは、2013年1月に北京と香港においてTELEHOUSEデータセンターを拡張。アジアの重要市場である中国主要3都市におけるTELEHOUSEグローバルスタンダードに準拠した高品質なTELEHOUSEデータセンターの開設は、本拠点で6拠点目となり、総床面積は外資系企業で最大級の約75,000平方メートル。これにより、中国での顧客の幅広いデータセンターニーズに柔軟に応えていく。
開設にあたっては、上海において豊富なデータセンター運営実績を誇る上海数訊信息技術有限公司社(Shanghai Data Solutions)と設立した合弁会社「上海亜洋数据信息有限公司」(TELEHOUSE SHANGHAI Co. Ltd) がデータセンター事業を運営する。