SAPジャパンは、大学、高等専門学校および専門学校の学生向けに、SAPオンライントレーニングを特別価格で受講可能な学生向けプログラム「SAP Student Academy」を開始すると発表した。
この度開始するプログラムは、大学、高等専門学校、専門学校、あるいはこれらの教育機関への進学が決定している学生を対象に、一般向けのSAPのオンライントレーニングを通常価格のおよそ半額で提供する。
本プログラムは、高度IT人材育成を支援することを目的とし、学生のうちからSAPのシステムや最新テクノロジーの概要など、SAPに関する基礎知識を習得してもらい、SAP認定コンサルタントの資格取得に備えてもらうことを促進するためのもの。
プログラムに含まれるオンライン・トレーニング・サービスには、日本語で学べるSAPオンラインレクチャー、製品ごとの概要および詳細を学べるSAP e-learning、SAP認定コンサルタントを短期集中的に育成するために設計された教育プログラムのSAP E-Academyがある。
トレーニングコースは、SAP ERPやSAPテクノロジーの概要など、SAPのシステム全体像を把握するための基礎知識レベルのものから、企業のビジネスプロセスとSAPのシステムを適合させるために必要なモジュール概要を習得するレベル、個別の機能要求を実現するための詳細機能やパラメーター設定など、専門的な知識や技術を習得するレベルまでがラインナップ。
これらのトレーニングコースのコンテンツは、SAPが掲げる5つの事業戦略であるアプリケーション、データベース&テクノロジー、アナリティクス、モバイル、クラウドに沿って準備されており、SAP ERPやSAP NetWeaverから、最新のインメモリープラットフォームSAP HANA、モバイル開発基盤のSAP Mobile Platformに関するコースまで幅広く提供する。