ソニーマーケティングは10月17日、「第13回 ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」の募集を開始した。
「ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」は、社会を良くしようとする意思と企画によってボランティア活動に取り組む大学生に助成金を出してサポートするファンド。2001年にスタートし、ソニーマーケティングと明治学院大学ボランティアセンターとのパートナーシップによって運営されている。
「ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」では今回より、従来の学生ボランティア活動に加え、ビジネスの手法を活用して社会的な課題を解決するソーシャルビジネスの構築に取り組む学生団体の支援も開始する。
ソーシャルビジネスに関しては、同ファンドがこれまでに支援した活動の中にも、「地雷反対ステッカーの販売によって得られた売上を地雷除去活動の原資とする活動」や、「障がい者施設が生産する農産物の収益性を上げるため、販路の拡大や新商品のパッケージを含めた農産物流通のビジネスモデルの提案を行う活動」などがある。
ファンドはS / A / Bの3コースに分かれており、Sコースは「社会的課題に直面する人たちのサポートを目的にビジネス的な手法を活用することで課題を解決する活動」、Aコースは「ボランティア活動」、Bコースは「新規に開始する取り組みや少額での活動が可能な取り組みなど」が対象となる。
助成の上限金額はS / Aコースが25万円で、Bコースが10万円。応募期間は2013年11月18日までで、Webページから応募手続きが行える。3コース合計で25前後の活動に対して助成金が出される予定。