ルクサとKDDIは10月17日、3.3億円の資本提携と業務提携を行うことを発表した。KDDIとグローバル・ブレインは、グローバル・ブレインの運営する「KDDI Open Innovation Fund」を通じて第三者割当増資3.3億円を9月30日に実施している。
ルクサはアウトレット型ECサイト「LUXA」を運営しており、バイヤーが厳選したデザイン雑貨や家電、アパレルなどの商品を時間限定・数量限定で提供している。同サイトの利用者は30代以上がメインで、最近はスマートフォンコマースが急増しているという。2013年9月のスマートフォン経由の売上比率は2012年1月の8%から35%にアップし、売上高は11倍になっているとのこと。
一方、KDDIは現在「スマートリレーションズ構想」を掲げ、スマートフォンとリアルな生活のつながりを強化する取り組みを進めている。さまざまなアプリが利用できる「auスマートパス」の利用者は800万人を超えている。
このほど、スマートフォンコマースのさらなる拡大を目指すルクサと、幅広い年齢層に向けて生活に密着したスマートフォンサービスの提供を目指すKDDIの方向性が合致し、資本業務提携を行うことになった。
両社は今後、ルクサのバイヤーが厳選した商品やサービスを時間限定・数量限定でauスマートパス会員向けに提供するとしている。
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