SCSKとアラクサラネットワークスは、SCSKのアプライアンス型認証サーバ「RADIUS GUARD(ラディウスガード)」と、アラクサラのネットワークスイッチ「AXシリーズ」を認証連携することで、ネットワークの安全性をさらに強化したスマートデバイス対応の認証ソリューションを共同で開発、10月17日よりSCSKから提供開始すると発表した。

「RADIUS GUARD」イメージ

「RADIUS GUARD」は、スマートデバイス対応の国産のRADIUS認証・DHCPアプライアンスサーバで、有線LAN/無線LAN/VPNと認証連携し、ネットワークへアクセスする利用者・端末を制限。RADIUS、DHCP、認証局、LDAP機能を一台で実現する。価格は69万円から(200ライセンス)。

「AXシリーズ」は、通信事業者や社会インフラ、ビジネスネットワークのコアからディストリビューション、エッジまでのネットワーキングを支えるルータ・スイッチ製品で、価格は21万円から(AX1240S)。

アラクサラ「AXシリーズ」ラインナップ一覧

今回の認証連携ソリューションにより、ID・パスワードでユーザーを認証するWeb認証に、利用端末のMACアドレスをチェックするMAC認証を加えることで、不正端末の接続を防止するセキュアな認証ネットワークを簡単に構築、利用申請、利用者情報変更作業を簡素化、Web認証とMAC認証の融合により、利用者の利便性も向上させるもの。

具体的には、ID・パスワードでユーザーを認証するWeb認証に、利用端末のMACアドレスをチェックするMAC認証を加えることや、「AXシリーズ」のWeb認証画面入れ替え機能を使用して、ユーザーログインのためのID・パスワード入力用フォームと、「RADIUS GUARD」へのリンクを表示し、未登録の利用者や端末がネットワークにアクセスした際には、「RADIUS GUARD」のアカウント申請ワークフローの申請画面に誘導することが可能になる。

また、一度ログインすると利用端末のMACアドレスが自動で登録される。