雪国まいたけと新潟薬科大学は、まいたけの効能として、新たに「線維で便秘体質を改善」できること、ならびに「血糖値の上昇を抑制する効果」があることを発見したと発表した。

同成果は、同社と新潟薬科大学の佐藤眞治教授らによるもので、詳細は10月23日から10月25の3日間、東京ビッグサイトで開催される「アグリビジネス創出フェア2013」にて発表される予定。

まいたけの繊維による便秘体質の改善については、まいたけの繊維が機能性食品「MDフラクション」の製造過程で得られたものであることを突き止めたほか、研究にて便秘傾向がある成人女性に良好な整腸作用を示す結果が得られたという。

まいたけ繊維の摂取量による排便回数の変化

一方の血糖値の上昇抑制効果については、まいたけに含まれるα-グルカンを糖尿病モデルラットに長期間摂取させたところ、血糖値の上昇抑制が確認できたとしている。

α-グルカンを摂取したラットの血糖値の変化

なお同社では、同展示会において、まいたけの栽培方法あるいは抽出方法を変えることで、機能性が変化することについても発表する予定としている。