ZLテクノロジーは16日、非構造化データ管理の課題を解決するユニファイドアーカイブソリューション「ZL Unified Archive v8.0」を提供すると発表した。

同製品の主な機能は3つ。1つ目は企業内データからEディスカバリ、電子文書記録管理、コンプライアンス規制を行う一方で、ビッグデータとして解析を実現する「ビッグデータマネジメント」。Hadoopコンポーネントと連携することで、システム拡張しペタバイトを超えるデータ処理が可能となる。

2つ目は企業が保有する多種多様のデータに対応し、企業内に散在している情報を集積・解析する「ビッグデータアナリティクス」。

3つ目は既存顧客に対する非構造化データなどの情報とソーシャルメディアの情報を高速解析し、顧客や従業員が抱く感情や意思などを洞察するセンチメントアナリシスや、サービスに対する評判を洞察するネガティブ・ポジティブアナリシスなどを含め、あらゆる分析が可能となる「ソーシャルメディアアナリティクス」。

日本国内での提供は、日本ユニシスなどのパートナーを通じて年内の提供開始を予定している。価格は未定。