VMwareは10月16日、クラウド管理ソリューションのポートフォリオ全体にわたる新機能と機能強化を発表した。同ソリューションは、2013年第4四半期より提供開始予定となっている。
発表した製品は、「VMware vCloud Automation Center 6.0」、「VMware vCenter Operations Management Suite 5.8」、「VMware IT Business Management Suite」、「VMware vCenter Log Insight 1.5」が含まれる。また、2013年8月に発表した「VMware vCloud Suite 5.5」の自動化および管理機能のアップデートも発表した。
製品名 | 内容 |
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VMware vCloud Automation Center 6.0 | ITの自動化によるビジネスの俊敏性の実現 |
VMware vCenter Operations Management Suite 5.8 | モバイル クラウド時代の自動化された運用管理 |
VMware IT Business Management Suite | ITサービスのコストと品質の透明性を提供 |
VMware vCenter Log Insight 1.5 | 原因分析を簡素化する自動ログ分析 |
VMware vSphere Data Protection 5.5 Advanced | VMware vSphere向けの効果的かつシンプルなバックアップ/リカバリ ソリューション |
VMware vCloud Automation Center 6.0とVMware vCenter Operations Management Suite 5.8の機能は、VMware vCloud Suite 5.5に含まれる。VMware vCloud Suite 5.5のライセンスは、コア、vRAM、VM数の制限なしでプロセッサごとに提供され、1プロセッサあたりの市場想定価格は62万5000円から。
VMware IT Business Management Suiteのライセンスは、Standard エディションはVM単位、Advanced/Enterpriseエディションはユーザー単位で提供。VMware vCloud Automation Center 6.0とVMware vCenter Operations Management Suite 5.8は、VM単位でライセンスされるスタンドアロンのソリューションとして個別に購入可能。
VMware vSphere Data Protection Advanced 5.5は、2013年第4四半期に提供開始予定で、ライセンスは、コア、vRAM、VM数の制限なしでプロセッサごとに提供。1プロセッサあたりの市場想定価格は13万7000円から。