グルージェントは2013年10月15日、ソフトバンクテレコムが提供する「SoftBank with Google Apps」のオプションサービスとして、クラウド型ワークフローサービス「Gluegent Flow」の提供を開始した。両社は、2013年3月よりクラウド分野において協業を進めていた。月額利用料金は、1アカウントあたり300円(税別)。

SoftBank with Google Appsは、企業などで多く利用されているLotus Notesやサイボウズなどの既存グループウェアから、Google Appsへの移行をスムーズに実現するためのサービスである。

Gluegent Flowは、Google Appsの拡張ソリューションとして提供されるクラウド型ワークフローサービスである。GoogleドキュメントやGoogleサイトなど「Google Apps」との自動連携が可能なほか、複雑な申請経路の設計や、入力フォームのカスタマイズが可能。

「Gluegent Flow」ワークフロー申請入力画面イメージ

経路設計はマウス操作のみで作成できる。経路の担当者設定、条件による分岐、階層制限のない設定など複雑な経路設計の設定を簡単にシステム化することが可能だ。また、標準の画面フォーム以外にも、マウス操作のみで簡単に画面をカスタマイズすることができる。

GoogleドキュメントやGoogleサイトと連携し、Google Apps連携におけるさまざまな自動処理が用意されている。会計システムや基幹システムとの連携も可能だ。また、Gluegent Flowのアーカイブ機能は、データを自社サーバ内にバックアップすることもできる。